古民家リフォーム工事(岡山県倉敷市)

今回の工事は、縁あって御依頼いただいた施主さん宅の床廻りリフォーム工事を行いました。

築4〜50年の木造建物で、経年劣化による床のたわみ具合が悪くなっているとのことでしたので、虫喰い被害や木材の劣化腐敗等などが主な原因かなと思い、土台の状況などが心配でしたがその旨を施主さんにご理解いただき、解体して現状調査を踏まえて工事を進めていきました。

リフォーム工事は解体してからではないと把握出来ない状況もあります。今回は当時の施行方法による木材の経年劣化が床のたわみ具合等の主な原因でした。土台等は当時堅木(おそらくウリン材やアピトン材と思われる)を使用していたみたいで損傷もほとんど無くまだまだ大丈夫だったので良かったです。

土台などの損傷が著しい場合には土台や柱などを取り替えたりすることもあるので、工事費用なども含めて僕も施主さんも一安心しました。

多少の虫喰い箇所もやはりありました。木材なので仕方ないですね。

人間の視点から見る白蟻などは害虫扱いされていますが、自然界では木材等を自然の環境に還元する役割を担っている重要な生き物です。

修理修復を行って長期間暮らせる木造建物は、現在よりも昔の建物にその意図が多く込められているなと思えました。

何とかリフォームを完了することが出来ました!

今回の工事では、施主さんのY家の皆様にとても親切な対応をしていただきまして、感謝しています。仕事終わりに御飯もご馳走になったり、お褒めの言葉もいただきました。大工としてもそうですが、僕の行いに対しての自信も貰えましたし、Y家の皆様が喜んでいただけたから僕は大工を続けていけると思います。

Y家の皆様、今回は御依頼下さりありがとうございます。

Y家の末長い繁栄を願っております🙏✨

 


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